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オタ空日記

落描きとか、散歩とか、写真とか、管理人の日常スケッチ。

大地の芸術祭2018

先日、新潟県十日町市周辺の町で行われている「大地の芸術祭」を見てきました。
>”6つのエリアからなる760㎢の広大な地域に約200のアート作品が点在”
しているので、全部見ようと思ったら何日もかかるため、前もって目星を付けておいた数カ所を一日で回ることにしました。

(以下、タイトルは公式紹介ページにリンクしてます)


【ライトスケープ】
大地の芸術祭、一番の稼ぎ頭。清津峡渓谷にあります。
混雑を避けるために開場前の8時過ぎに駐車場に到着。8:30の開場を待ちます。平日にもかかわらず、駐車場には後から後から車が。見終わった頃は満車状態でした。

ライトスケープ 1
清津峡渓谷トンネルと渓谷美を使った、今回の芸術祭で一番知られているかもしれない作品。
真ん中に鑑賞者が立ってくれないとイマイチ絵にならないのだけど、みんな遠慮しているようでなかなか立ってくれませぬ(笑)

大地の芸術祭 ライトスケープ 2
途中のトンネルも、色々と「作品化」されてました。
こういう、光と闇のコントラストを扱った作品が好きです。
(この後、この手の作品群を回ることに)



さて、次の作品の在る所まで車を走らせる事、30分少々。里山の中のちょっと狭い県道を登って峠を越えると、林の中の道端に見えてくる案内板と駐車場。
ここから目的地まで、林道と遊歩道を20分ほど歩くことになります。
【Welcome】
>”…作品は、移動に疲れた旅人が憩うための椅子のようでもあり、世界で頻発する亡命・追放によって移動を強いられた人々への祈りのようでもある。”(公式サイトより)

大地の芸術祭 welcom 1
林の中に林立する,椅子、椅子、椅子。自然の中においては遺物のはずだけど、不思議と調和してます。

実は、ここに至る林道や遊歩道の道沿いや林の中にもポツリポツリと作品(椅子)が置かれていて、辺り一帯が巨大な展示場となっているのですが。

welcom 2
こんな風に、コースから遠く離れた棚田脇にもこっそりと作品の椅子が置かれてたりします。
訪れた人のうち、気がつかないまま通り過ぎた人も多いんじゃないかなあ?



さて、汗だくになって車に戻り、途中の道の駅でお昼休憩。
まだ2カ所しか見てない・・・どれだけ回れるかなあ?と、ちょいと不安になりつつ、次の目的地に向かって車を走らせます。


【最後の教室】
山間部の小さな集落の廃校。
綺麗なエントランスが設けてありましたが、展示場は古く薄汚れたコンクリート製の校舎。田舎の廃校のイメージは有りませぬ。
案内に従って入口の扉から中に入ると、ムワっとした熱気が顔に当たり、そして真っ暗闇。足元はフワフワで、明かりの役目をほとんど果たしていない薄暗い電球がいっぱい灯ってます。
目が慣れてくるとここは講堂らしく、足元には麦藁らしき物が敷き詰められ、沢山の扇風機がブンブンと熱気をかき回してます。なんなんだ、これ(笑)
(写真に撮ったけど暗くて手ぶれでピンぼけで・・・なので、略)

白熱電球が並ぶ薄暗い廊下に進むと、通路の奥にはライトをバックに巨大なファンがグルグル。
大地の芸術祭 最後の教室 1
たまたま、周囲には中国語を話す見学者しか居らず、ここは九龍城か何かかい?

真っ暗な理科室から大音量で響き渡る「どこんっ、どこんっ」という鼓動のような音が館内を包み込み、異様な雰囲気を加速させます。

階段を上がると・・・
最後の教室 2
何も写らない鏡のような物が壁一面に飾られた部屋が在ったり・・・

最後の教室 3
霊安室のような雰囲気の展示室が在ったり、色々と濃すぎます。
もう、最高(笑)
本日回った中では、一番のオススメ物件でした。


さて、予定には入れてなかった作品だったのだけど、「最後の教室」のすぐ近くだったので寄ってみることにした、
【家の記憶】
廃屋が目立つ小さな山里の中に在る、小さな古民家を丸ごと使った作品ですが、これも濃かった・・・
大地の芸術祭 家の記憶 1
家中に張り巡らされた、クモの巣のような黒い毛糸の向こう側に何か居る・・・

家の記憶 2
ただの着物なのに、何か、念のようなものが漂って来ます。

家の記憶 3
付喪神になっていそう・・・

いやー、訪問者も少なくて静かで、「家の記憶」というタイトルに相応しく「気」のような物も感じられて穴場でした。
暇そうにしていた受付のおじさんに(勇気を出して)話しかけてみたら意外と話し好きで、この辺りの生活や人口流出の事など、リアルな話を聞けました。



再び街に出ます。車のナビに従ってたどり着いたのは、住宅地の中に残された廃工場。その中に作られた・・・
【ワープクラウド】
大地の芸術祭 ワープクラウド 1
構内に吊された沢山の玉による、圧倒的パース感。

ワープクラウド 2
横から見るとこんな感じ。
ライトアップしたら綺麗だろうなあ。



さてさて、本日五番目の作品に向かいます。そろそろ疲れてきました。
信濃川沿いを走る国道から、一気に段丘を駆け上った所に在る眺めのよい公民館に展示されているのは・・・
【川の向こう、舟を呼ぶ声】
大地の芸術祭 5-1
地元のお年寄りから聞いたお話を元に作成されたという、レリーフの数々。

5 3
絵が描かれた凹面の型に樹脂が流し込まれていて、見る角度で作品の印象が変わります。

5 川の向こう、舟を呼ぶ声 2

不思議な立体感と存在感。

川の向こう、舟を呼ぶ声 4



15時を過ぎ、さすがに疲れてきました。そろそろ帰途につきます。でも、もう一カ所。
最初に立ち寄った【ライトケーブ】、その近くにある【うつすいえ】です。今朝、その前を通ったけど、まだ開場前だったのです。


【うつすいえ】

ここも古民家の内部が改装された作品となっています。

大地の芸術祭 うつすいえ 1
暗い部屋の(藁葺き屋根の)天井から沢山のLEDが吊され、ガラスがはめ込まれた床にLEDの光が反射し、星空の中に放り込まれたよう。・・・でも、暗くて上手く写真が撮れなかったので、ここは何とか撮れた天井部分だけ貼っておきます(汗)

うつすいえ 4
二階に上るとLEDの光を横から見ることが出来ます。

うつすいえ 2
次の間では、外の風景が切り取られてますが・・・

うつすいえ 3
外では、学生さん達が自らなった藁の紐がかけられてました。スタッフの方の話によると、これら全て一本の、一繋がりの紐で、芸術祭最終日に完成するように日々紐がなわれているそうです。



そんなこんなで、駆け足で見てきました。
沢山の作品群の中のほんの一部です。七月の開幕から足を運んで、他の作品もゆっくり見てまわればよかったなあ、と言う気持ちが沸々と湧いてきます。でも、夏場は暑くて行く気が起きないんですよねえ(笑)
(家から現地まで、下道を車で往復7時間、というのもネック(汗))
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この記事に対するコメント

レポ読んでいるだけでもすごい面白そう

URL | なりたり #2WdbYHDY
2018/09/14 05:46 * edit *

>>なりたりさん
面白いです♪
実は、調子こいてまた見に行ってきてしまいました。
即身仏が祀られている黄金尽くしの遊技場とか最高でした。
(何を言っているのかわからねーと思うが…俺も何を見たのかわからなかった)

URL | くまりーた #cRvxl26M
2018/09/14 23:50 * edit *

こんちゃです~。

まさしく、職場と家の往復な毎日な今日この頃。
こんな風に、日常から離れられる場所にたまには行くといいのかもしれないなぁ~。。i-280

URL | ナツコロリ #0euF5w6s
2018/09/16 21:09 * edit *

>>ナツコロリさん
非日常性を味わうことで気分転換にはなりますね
こういうイベントは自分みたいな一人者が言っても楽しめるので、助かります(;´∀`)

URL | くまりーた #cRvxl26M
2018/09/17 16:22 * edit *

こういうものは独りで行くほうがじっくり楽しめそう。。
こんな面白そうな展示?をやってるところ近所にあったらなぁ~

思うにくまりーたさんの写真の撮り方が上手いので面白そうにみえるのかもなっ!
・・ってまた褒めちぎっときます♪

URL | ナツコロリ #0euF5w6s
2018/09/18 00:37 * edit *

>>ナツコロリさん
>独りで…
そう言えば、一人で訪れている女性の方も多く見受けられました。自分のペースで見れますもんね。
「黄金の〜」みたいなアトラクション?系の展示物?は、皆でワイワイ言いながら見るのが楽しそうですけどね(笑)
>写真
実は上手そうに見せかけているのです(笑)
(暗い場所が多いからピンぼけ手ぶれ斜め写真の嵐)

URL | くまりーた #cRvxl26M
2018/09/18 19:55 * edit *
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